2014年1月11日土曜日

冬晴れ

あすかさん

新年も、10日が過ぎましたね。
あっという間、としか言いようがありません。いつから、毎日があっという間だと感じるようになるのでしょう。
小学生のころは一日がとても長かった気がします。


大晦日の紅白短歌合戦、たのしかったですね。
紅白短歌合戦13 http://togetter.com/li/610018

2013年の短歌がぐっとたくさん読めること、紅白レジェンド、紅白短歌合戦ならではのコラボなど、見どころたくさんでした。

お気に入りの歌はいくつもあるのですが、今回はこれを。

ああひとはとぎれとぎれにやさしいね四つに分かれた心臓もって (太田ユリ/紅白短歌合戦)

「とぎれとぎれにやさしい」ということが、むしろ本当のことなのだと思わずにはいられない。だって、心臓は四つに分かれている。
「やさしさ」は、ある程度求められているもので、やさしいことに価値が見出されている。けれど。でも。
ずーーーっとやさしくいることなんてできるのかな、って思う自分もいる。
誰かに対して、いつもやさしい、ずーっとやさしい、と思うことは、恐怖でもあると思っている。
そんなのこわい。いつでもやさしいなんて、こわい。人間じゃないみたい。

とぎれとぎれにやさしい、という認識のやさしさ。



それから、とぎれとぎれ、といえばこの歌を思い出します。

路地裏でわたがし味のきみの指ふくめばとぎれとぎれのひかり (木下龍也)

夏にTwitterで見かけた歌なのですが。
もう、もう。
どこがどうとか、うまく説明できないのですが、ぐっとつかまれる。
やわらかいところを、つかんで離さない。
かと思えば、すっと手放される。何もしていないけどどうしたの?という目で見られる。
という感じです。歌の内容というよりは、歌そのものの印象。


ひとつの歌が、べつの歌を呼び起こしてくることがあります。


今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
ゆっくりお話する機会があるといいですね。

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