2014年1月21日火曜日

絵画

かなえさん


昨日といひ今日と暮らしてあすか川流れて早き月日なりけり(春道列樹)

本当に、毎日があっという間ですね。
このあいだ年が明けたばかりだと思っていたのに、もう1月も後半です。
お正月ということで百人一首に触れて、その繫がりで古今和歌集を読んだのだけど、上の歌は、そこにあった歌です。自分の名前が詠み込まれていたので、覚えていました。
小さい頃は、もう少しかわいい名前がよかったなーと思ったりもしたけれど、今はとても気に入っています。
こうやって、ずーっと昔の言葉の中に見つけるのも嬉しい。

名前といえば。

みかの原わきて流るるいづみ川いつみきとてか恋しかるらむ(中納言兼助)

これは、百人一首から。
「泉」や「いづみ」の登場するものの中でも、特に綺麗だなと思います。
内容どうこうというより、清らかな響きが。
こんこんと湧く澄んだ水の中で、カーン、カーンと響き合っている感じ。


短歌は、文章というよりも、絵画に近いのではと思います。
風景を切りとった絵もあれば、観た人に印象をもたらす絵もある。
そういう、風景画とか印象画とかにあたるものが、短歌にもある気がします。

今度ゆっくり話したいですね。
こちらこそ、今年もよろしく。


藤 明日香

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