うっかりしていたら、もう2015年になってしまいました。
今年もよろしくお願いいたします。
早いもので、往復書簡を始めてから一年経っているのですね。
去年の今頃は私が風邪をひいていました。お互い気をつけようね。
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しづけさは斯くのごときか冬の夜のわれをめぐれる空気の音す (斎藤茂吉『白き山』)
先日、山形の斎藤茂吉記念館に行く機会がありました。
ほんとうに、静かだった。雪が音を吸い込んで。
茂吉の歌には最上川や蔵王山がよく登場するけど、行ってみるとその存在の大きさを否応なしに感じました。ふと横を見ればいつも蔵王があって、見られているというか、見守られているというか、昔から神聖な存在とされてきた理由が実感としてわかるというか。
行ってみなければわからないこと、というより、行ってみればすんなり腑に落ちること、というのは、やはりあるような気がします。
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体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ (穂村弘『シンジケート』)
明日は雪の予報ですね。
ベタだけど、この歌を思い出します。
春になる前、会いたいです。「かもめブックス」というちいさな本屋さんはどうかな。
藤 明日香
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